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執筆者プロフィール
経営者「Takku(たっく)」

【仕事】IT系企業3社の経営者
【事業歴】法人経営:4年
【年商】3億
【趣味】サッカー観戦
起業経験者の属性データ
職種:卸売・小売業(飲食料品)
起業した会社の所在地:三重県
起業時データ
起業時の社員数:2人
起業時の資金:300万円
起業時の資金のうち自己資金:300万円
起業資金の資金調達方法:自己資金
起業後の経営データ
損益分岐までにかかった期間:10ヶ月
事業歴:6年
1期目の経常利益:50万円~100万円未満の赤字
2期目の経常利益:100万円~200万円未満の黒字
3期目の経常利益:300万円~500万円未満の黒字
起業してから最も苦労した点・一番大きな失敗
私は魚介類の水産卸業を開業しました。開業して最も苦労したのは多くの方がそうであると思うのですが資金繰りでした。私の会社は主にマグロを取り扱っているのですが、仕入から売掛金の回収までの間が大変でした。仕入先の社長さんは開業前から可愛がってくれた方だったので軌道に乗るまで支払いサイトを60日にお願いし了承をしたもらいました。販売先には30日のサイトで対応させていただき、資金繰りに工面した思い出があります。起業してからの6か月間ぐらいは販売先の獲得に尽力し販路は広がりましたが、一方で資金繰りの調整には相当な悩まされました。創業間もない企業は信用力もないので仕入先の全面的な協力がないと立ち行かないのだと強く感じました。
起業前にしておけば良かったと思うこと
起業時に資金繰りに苦労した事実を勘案すると、金融機関からの資金調達をしなかったのは反省点だと思います。創業したばかりの会社は信用力がないので資金調達ができないのだろうと勝手に思い込んでいました。しかし、後に知ったのは、創業者向けの融資商品があるということです。保証人や担保がないとダメなんだと思われがちですが、実は事業計画、資金計画、実抜性のある事業プランを立案していれば審査は厳しくないという事実を知って驚きました。開業後のフォローもしっかりとしてくれるとの話なので、この創業者向けの融資を受けていれば、創業時の資金繰りでのストレスを少なくできたと同時にもう少し大胆な仕入れや販路拡大が可能だったと思います。
起業を検討している方へのアドバイス
これから新規事業を検討している方は、自らのご商売についても知識や事業計画などについては、問題ないと思います。しかし、資金繰りを中心としたファイナンスについての知識や情報は乏しいと思います。借入を起こすことは借金と思いがちでネガティブなものだと考えるでしょう。しかし、借金ではなく、運転資金または設備資金であるとポジティブに考えるべきです。まずは口座開設をした金融機関に相談に乗ってみるといいと思います。金融機関側からみても新規の事業資金の案件が獲得できることは融資面、預金面でのボリュームアップとなるので嬉しいはずです。つまりウィンウィンの関係であると言えます。創業時の資金繰りを一人で悩むのではなく積極的に相談をした方がいいと思います。