海外の起業アイデアを紹介します。海外の起業アイデアは日本に持ち込んでも成功する可能性が高いので「これから起業を検討したいと考えている方」「起業したいけど有望なビジネスプランが見つからない方」は要チェックです。筆者が独断と偏見で「日本に持ち込んでも成功する可能性が高いだろう。かつ、それほど大きな投資は必要ない」と感じるビジネスアイデアを中心に紹介しています。ビジネス英語力が乏しいので不正確な情報があるかもしれませんがご了承ください。
起業アイデアの概要
Magik Bookはポルトガルの会社が開発した、デジタルデバイスと連動する紙のカタログです。
ページが回転すると、スマートフォンやタブレットは、同期した動画、アニメーション、音楽、画像、またはインタラクティブモデルで応答します。Magik Bookは、高級品や自動車、ジュエリー、ホテル滞在などのハイエンドブランドのマーケティングツールとして設計されています。
シンプルな仕組みですが・・・
- 「カタログを見る」
という満足感のある体験と
- 「多くの情報を仕入れる(動画、価格、地図・・・)」
- 「アクションする(購入する、色を変える、問い合わせる、予約する・・・)」
という実用的な体験を
一つのデバイスで実現しているというメリットがあります。
なぜ、高級品や自動車、ジュエリー、ホテル滞在などのハイエンドブランドのマーケティングツールとして設計さているか?
というところにもポイントがあり
高級品や自動車、ジュエリーなどは、オンラインショップの画像だけでは「安っぽさ」が全面に出てしまうからです。
ハイエンドブランドのマーケティングでは、今でも、多大なコストをかけて、重厚なカタログを作り、富裕層の満足感を演出しているのです。しかし、本だけでは情報量が不足しているため、デジタルデバイスと連動させて、本を動かすアクションで、デジタルデバイスを操作する仕組みを作っているのです。
さらに面白いことに
Magik Bookは、Magik Book Creatorというオンラインプラットフォームを提供しています。これを利用すれば、中小企業であっても、独自のカタログを設計することができます。
という形が中小企業でも、自由自在に作ることができるのです。
起業アイデアを日本に持ち込んで成功する可能性
あります。
日本でも、ハイエンドブランドは「紙のカタログ」重視というものも少なくありません。
マーケティングツールとしては、十分に活用できるはずです。
また、ツールとして不特定多数の方に提供する形を取れば、カタログだけでなく
- 小説
- マンガ
- 説明書
- 通販カタログ
- 営業資料
- 会社案内
・・・
など、様々な展開が予想されます。
筆者の見解としては
営業下手・販売下手な営業マン、販売員の方でも、プレゼン資料とタブレットをセットで渡して、販売されるが他のタイミングで、プレゼンテーションが進み、購入に誘導するというのであれば、営業成績も上がるのではないでしょうか。
また、難解な説明書を読むのが面倒くさい、しかし、何十分もある説明動画を見るのも苦痛という方でも、知りたい説明書のページを開けば、そこだけの動画で説明してくれるのであれば、非常に便利に活用できるはずです。