【海外起業アイデア】AIによる不動産自動タグ付けサービス「Restb.ai」

海外の起業アイデアを紹介します。海外の起業アイデアは日本に持ち込んでも成功する可能性が高いので「これから起業を検討したいと考えている方」「起業したいけど有望なビジネスプランが見つからない方」は要チェックです。筆者が独断と偏見で「日本に持ち込んでも成功する可能性が高いだろう。かつ、それほど大きな投資は必要ない」と感じるビジネスアイデアを中心に紹介しています。ビジネス英語力が乏しいので不正確な情報があるかもしれませんがご了承ください。

起業アイデアの概要

スペインの会社「Restb.ai」が提供しているAIによる不動産自動タグ付けサービスです。

仕組みとしては

不動産の画像をAIによって解析し、自動的に「タグ」を付ける

という機能になります。

試しにいくつかやってみると・・・

という形になります。

日本では

  • 賃貸物件
  • 売買物件

を検索するときには、ある程度の絞り込みが可能ですが「見た目のタグ」「材質のタグ」などはほとんどないのではないでしょうか。

一般的には

  • 間取り
  • バス・トイレ
  • セキュリティ
  • 設備・サービス
  • 駐車場
    ・・・

など「機能面のタグ」ばかりなのです。

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これをAIを導入することで、自動的に物件のタグ付けを行えるというビジネスアイデアになります。

視覚的な建築物の多いバルセロナの会社ならではの発想とも言えます。

これを導入する対象は「不動産会社」「不動産サイトの運営会社」になります。

「不動産会社」「不動産サイトの運営会社」にとっては

他の不動産サイトにない条件で検索できる

というのは大きなメリットと言えます。

起業アイデアを日本に持ち込んで成功する可能性

条件次第ですが市場は狭いと考えられます。

日本では残念ながら、一番人口が多い都市部では

  • 同じ間取り
  • 同じデザイン
  • 同じ色調

のマンションが多すぎるのです。

物件一つ一つに個性があれば、「見た目のタグ」「材質のタグ」などは重要な検索条件になりうるのですが、日本の場合は「別荘」「高級分譲マンション」などの一部の物件しか個性豊かな物件はないので、検索条件に「見た目のタグ」「材質のタグ」の必要性が薄いのです。

結局

  • 立地
  • 価格帯
  • 間取り

で、ほとんど検索が済んでしまうので、「デザイン」や「見た目」は絞り込まれた中から探す形で事足りてしまうのです。

せっかく、AIを使うのであれば「自動タグ付け」だけではニーズは少ないように感じます。

  • 「デザイン」や「見た目」と「空室率」を紐づけて解析する
  • 「デザイン」や「見た目」と「退去率」を紐づけて解析する
  • 「デザイン」や「見た目」と「不動産価格」を紐づけて解析する

というツールであれば、不動産投資家やディベロッパーにニーズはあるかもしれませんし

  • 「デザイン」や「見た目」で築年数とは違う指標の「不動産価値」

つまり、

  • 築年数が古くても、居住者のメンテナンスが行き届いている物件
  • 築年数が浅くても、居住者が適当に住んでいたためボロボロの物件

を評価できるものがあれば、不動産会社や不動産サイトの運営会社には大きな魅力になるはずです。

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一ひねりしないと、日本で成功するビジネスモデルとは言えないでしょう。

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