起業の成功率を上げる「初期投資が必要のない起業アイデア」10選

起業の成功率を上げるためには「初期投資が必要ない状態で売上を作り早期に黒字化すること」が重要になります。今回は「初期投資が必要のない起業アイデア」を紹介します。

起業時の初期投資の考え方

「起業したい」と強く思う方ほど、大きなビジネスモデルを描いている方は少なくありません。

man
「googleのような自分流の検索エンジン作れたら儲かるだろうなぁ。」
「俺のステーキのようなビジネスモデルを和食で作れないかなぁ。」

確かに、実現できれば儲かるのでしょうが・・・・

現実はそう甘くありません。

  • 巨大な企業のビジネスモデルが優れていること
  • 巨大な企業が独り勝ちをしていること

は偶然ではなく

彼らが手にしているのは

  • 何年も、年○○億という投資を続けてきた結果によって得られたポジション
  • パイオニアだから競合に先行して確立したポジション

なのです。

そこの市場に参入して戦うというのは、よほどの資金力がある方以外は非常に難しいのです。

数億円単位でベンチャーキャピタルから資本を集めるのであれば、一カバチが大きな市場を狙いに行くことも間違えではありませんが、資本が数百万円、1千万円程度の場合は、大きなビジネスモデルにつながる小さな成功を積み上げる必要があるのです。小さな成功の積み重ねの上に大きなビジネスモデルへ展開するチャンスが生まれてくるのです。

「企業として自分に給料を払ったうえで利益が出る」

ことが、まず最初に考えなければならない小さな成功です。

「企業として自分に給料を払ったうえで利益が出る」状態を作るためには、「初期投資をしないでも、利益がすぐに出る」必要があるのです。

そうでなければ、すぐに預金残高が0円になって倒産してしまうからです。

例えば

資本金1000万円で設備投資が800万円、利益が出るのが1年後というビジネスモデルの場合

社長の給料が0円でも、1年間事業を運営する間に200万円が尽きてしまい倒産してしまいます。

資本金1000万円で設備投資が100万円、利益が出るのが3か月後というビジネスモデルの場合

3か月目から売上が出始めれば、上手くいけば半年で黒転、1年で十分に社長として給料を得る形で利益が残ることも考えられるのです。

ベースの利益が出る状態が作れてから、新規の事業として当初想定していたチャレンジングなビジネスモデルを検討しても、決して遅くはないのです。

 

concierge

起業の選択肢としては

  • 「初期投資が少ない」
  • 「早く売上が出始める」

事業を選択することは起業の成功率を上げる重要なファクターになるのです。

1.コンサル型事業フォーマット

一番簡単なのは「コンサルティング」をベースにした事業モデルです。

起業を検討している方であれば、サラリーマンとしての能力は十分に高いことが想定されます。会社という組織の中で、それなりに成果を上げているからこそ、「自分でもできるはず」と思う方が多いのではないでしょうか?

だとすれば、簡単にはじめられるのは、今までやってきた経験を生かしたコンサルティングです。

例えば

広告代理店に勤めていて「大手上場企業に対してWEBのマーケティング戦略を提案し、広告を受注する」という仕事を長年してきて、実績を上げてきたのであれば

中小企業に対して「上場企業のWEBマーケティングを中小企業にも展開して、売上を伸ばせます!」と営業して、マーケティングコンサルタントとして収益を上げることが可能になります。

広告代理店時代は、その会社の知名度、会社のブランドで上場企業へも営業できたはずですが、それがなくなった今は

  • ターゲットを中小企業へ引き下げる
  • コンサルティングフィーを安価に設定する
  • 大企業への提案実績を営業トークに利用する
    ・・・

など工夫は必要ですが、サラリーマン時代に作り上げてきた人脈を生かせば、利益を出すまでのスピードも早く、早期に売上を作ることが可能になります。

初期投資は、オフィスがあれば良いだけです。

「自分のノウハウ」が「売り物」になる事業フォーマットです。

向いている起業したい方の特性

  • BtoBの営業や企画提案をして実績を上げてきた方
  • 提案力に自信がある方

2.制作型事業フォーマット

元々、ものづくりをしてきた方はそれをそのまま事業にすることが可能です。

  • ウェブ制作会社で働いていた方 → ウェブ制作会社
  • 家具メーカーで働いていた方 → オーダーメイド家具制作会社
  • システムエンジニア → システム会社
    ・・・

最近は家電メーカーで働いていた方が起業して、3Dプリンターを駆使して1人で家電を開発・販売して成功する事例なども登場しています。

技術が進化するにつれて、今までは大企業で大きな投資がなければ実現できなかったものが、1人でもできるようになってきているのです。

「ものづくり」では、顧客の心に響く商品が作れれば

  • 「大手では作れない」
  • 「少数生産」
  • 「オーダーメイド)」

ということが有利に働きます。仕入が先に発生することで初期投資がそれなりに発生してしまう可能性もありますが、受注生産にするなど、工夫をすることで初期投資は抑えることが可能になります。

ウェブ制作会社やシステム会社では

  • 「大手よりも短納期に対応してくれる」
  • 「大手よりも安く請け負ってくれる」

ことで受注は可能ですし、大規模なものでなければ1人で作れるものですから

「大手よりも質を高める」ことも難しいことではないのです。

向いている起業したい方の特性

  • 商品の制作ノウハウがある方
  • 差別化した商品のアイデアがある方

3.代理店型事業フォーマット

○○代理店というのは、商品やサービスは販売元が提供してくれるので極端に言えば「売る」だけです。

営業力さえあればできるのが○○代理店です。

例えば

  • 広告代理店
  • 太陽光発電代理店
  • 光回線代理店
  • ウォーターサーバーの代理店
  • コピー機の代理店
  • 住宅ローン代理店
  • 保険の代理店
    ・・・

大手企業でも、全国に営業マンを抱えることよりも、全国の大小含めた代理店に販売してもらうことを重視している企業は少なくありません。

ファイナンシャル・プランナーなども保険会社の代理店に過ぎないのです。

代理店というと、利益率が低いイメージがありますがアイデア次第で「保険の窓口」のように代理店業態を新しいビジネスモデルに昇華させることもできるのです。

必要なのは

  • 顧客を見つける
  • 顧客に販売する

スキルです。

向いている起業したい方の特性

  • 営業能力の高い方
  • 商品開発力の低い方
  • 人脈が広い方

4.マッチング型事業フォーマット

マッチングビジネスは初期投資が少なく実現することができます。

例えば

  • 会社を売りたい方と会社を買いたい方をマッチングするM&Aマッチング
  • 結婚したい方をマッチングする出会い系マッチング
  • 転職したい方と企業をマッチングする人材紹介や転職サイト
    外壁工事をしたい方と外壁塗装業者をマッチング
    ・・・

マッチングビジネスは色々なジャンルがあり、小規模なものから大規模なものまで多岐に渡ります。

マッチングビジネス自体は

  • 「集客能力」
  • 「マッチングする場所(リアルな場所、ウェブサイト)の提供」

があれば成立します。

人材紹介会社などは初期投資が少なく、簡単にはじめられる代表的なマッチングサービスと言っていいでしょう。

向いている起業したい方の特性

  • 人脈がある
  • マッチングビジネスのアイデアがある
  • 集客スキルがある

5.代行サービス型事業フォーマット

代行サービスというのは企業や個人が必要とする機能をアウトソーシングで受けるサービスのことです。

例えば

  • 家事代行サービス
  • 買い物代行サービス
  • 掃除代行サービス
  • 運転代行サービス
  • 経理・記帳代行サービス
  • 人事代行サービス
  • 秘書代行サービス
  • レンタルオフィス

代行サービス型事業フォーマットの資本は「人」ですので、代行能力がある人材が確保できれば、すぐに売上が立ちます。

向いている起業したい方の特性

  • 代行する作業を実現するスキルがある
  • 人材雇用の能力

6.ウェブメディア型事業フォーマット

ウェブサイトというのは、一番コスト負担がなく、やり方によっては大きな売上が期待できる事業フォーマットです。

例えば

Yahoo!japanも、孫さんが買うまではただのディレクトリサイトでした。
twitterやfacebook、instagram

現在の巨大ウェブメディアも、初期投資が少ない状態からはじまったものです。

アイデアがなければ大量のウェブメディアに埋もれてしまいますが、アイデアがあれば大化けする可能性が高い、初期投資の少ない事業と言えます。

ただし、ウェブメディアの収入源は広告収入がメインですから、ウェブメディアの集客が上手くいかなければ利益がでないリスクもあります。

向いている起業したい方の特性

  • ウェブメディア制作のスキルがある
  • ウェブマーケティングのスキルがある

7.EC型事業フォーマット

ECは、実店舗と比較して、初期投資を抑えながら、全国、全世界をターゲットに展開できる事業フォーマットです。

実店舗の場合は

「店舗」が必要ですから、賃料や保証金、改装費などそれだけで大きな初期投資が必要になります。また、経営者が24時間働くわけにもいきませんから、スタッフも必要です。人件費も大きくなってしまうのです。

ECサイトの場合は

月額数千円でインターネット上にお店を持つことができます。必要なのは商品だけです。

初期投資を抑えるという効果は非常に大きいのです。

一方で、ECサイトでは実店舗のように歩いていた方がたまたま立ち寄ってくれることはありません。検索エンジン対策やネット上の集客スキルがないと、オープンしただけでは、誰も、何も、買ってくれないのです。

向いている起業したい方の特性

  • 店舗を持って何かを販売したい方
  • インターネットの集客スキルを持っている方

8.レンタル型事業フォーマット

欧米でも、サブスクリプションタイプの事業フォーマットが定着していますが、日本でも最近増加傾向にあります。

例えば

  • ブランド品レンタル
  • キャバ嬢のドレスレンタル
  • ウェディングドレスレンタル
  • 宝石レンタル
  • ブランド靴レンタル
  • レゴレンタル
    ・・・

など、月額定額制でリストの中を入れ替えながら、新しいものを利用することができるサービスです。

在庫を販売する形式ではないため、初期の商品点数を少なく設定すれば、それほど初期投資が必要になるものではありません。また、リピーターが増えてくれば売上も安定して積み上げるので有望なビジネスモデルと言っていいでしょう。

日本ではまだまだライフスタイルに定着しているとは言えませんが、新しいものを購入して売却するという消費スタイルが変わる傾向が出てきているのは間違えありません。レゴなんて、1回作ったら終わりいなのですから、購入するよりも毎月新しいレゴが送られてくる方が良いに決まっています。

レンタルする商材によっては非常に有望なビジネスモデルです。

向いている起業したい方の特性

  • サブスクリプションモデルのアイデアがある方
  • インターネットの集客スキルを持っている方

9.シェア型事業フォーマット

大きいものを購入して小分けに提供するビジネスモデルです。

例えば

  • シェアハウス
  • カーシェアリング
  • レンタルオフィス
  • 空きスペース活用

など、大きなものを購入して、必要なときに必要なだけ小分けで提供することで利益を上げるビジネスモデルです。

一見初期投資が必要に感じてしまいますが、不動産や自動車など担保があること、他人のものを借りてシェアさせることもできることから、持ち出しは少なくても、アイデア次第で事業を成立させることが可能になります。

向いている起業したい方の特性

  • シェアモデルのアイデアがある方

10.教室型事業フォーマット

何かを教える教室型事業フォーマットも、初期投資を必要としないビジネスモデルです。

例えば

  • 生け花教室
  • パソコン教室
  • 着物教室
  • ダンススクール
  • ヨガスクール
    ・・・

教室をするスペースを確保するのに初期投資が必要なのでは?と思いがちですが、これも時間単価で借りることが可能です。

教室の生徒から収入があるため、時間単位で借りられば持ち出しは必要ありません。必要なのは生徒を集めるスキルです。教室型の事業フォーマットだけではありませんが、リピーターが確保できないと非常に厳しいビジネスモデルでもあるので「教えることで価値を感じてもらえる」明確なスキルが必要になります。

「でも、教室では大企業にはならないのでは?」

と思う方もいますが、ライザップも教室型ですし、日本和装などは着物教室で上場した企業ですが、教室の終わりに着物を販売することで圧倒的な売上を確保して上場に持っていきました。規模の拡大もアイデア次第なのです。

向いている起業したい方の特性

  • 教えることが好きな方
  • 教えることで生徒に満足感を与えられる方

まとめ

今回はフランチャイズは除きました。フランチャイズは確かに初期投資が少なく、すでに確立したビジネスモデルにのっかるだけで売上もすぐに期待できるのですが、経営方針もフランチャイザーに制限されて、経営者ができることが少なく、起業の事業フォーマットとしてはおすすめできないからです。

初期投資が必要のない事業フォーマットは、他にもたくさん存在します。

初期投資が必要のない事業フォーマット = 大企業へ成長はしない

というのは間違えです。

concierge
多くの上場企業が「初期投資が必要のない事業フォーマット」を採用していることがわかります。「初期投資が必要のない事業フォーマット」は利益率が高いビジネスモデルでもあるため、アイデア次第で差別化できれば、上場するレベルの経常利益を出すことも可能なのです。

ぜひ、参考にしてください。

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