海外の起業アイデアを紹介します。海外の起業アイデアは日本に持ち込んでも成功する可能性が高いので「これから起業を検討したいと考えている方」「起業したいけど有望なビジネスプランが見つからない方」は要チェックです。筆者が独断と偏見で「日本に持ち込んでも成功する可能性が高いだろう。かつ、それほど大きな投資は必要ない」と感じるビジネスアイデアを中心に紹介しています。ビジネス英語力が乏しいので不正確な情報があるかもしれませんがご了承ください。
起業アイデアの概要
「VOLTERMAN」はアメリカの会社「Indiegogo」が提供しているスマートウォレットです。
スマートウォレットは「IoT」のお財布版という商品です。
とくに目新しい機能があるわけではありませんが、ありそうでなかったお財布と言っていいでしょう。
大きな機能は
- スマートフォンの充電機能
- お財布が自分と距離が離れるとアラームが鳴る機能
- 携帯電話を忘れた場合も通知が鳴る
- データローミングが可能(wifiとして使える)
- 財布を開いた人のスナップショットを撮り、メールに送る機能
- GPSシステムで財布の場所を通知する機能
があります。
「スマートフォンの充電が無くなった。」
→ スマートウォレットで充電
「お財布を忘れてお店を出ていこうとした。」
→ スマートフォンのアラームが鳴る
「電話を忘れてお店を出ていこうとした。」
→ スマートウォレットのアラームが鳴る
「スマートフォンで動画見るのでwifiで接続したい。」
→ スマートウォレットがwifiの代わりになる
「お財布が盗まれた。」
→ 犯人の顔写真を自動で撮影
「お財布をどこかに忘れてしまった。」
→ GPSで現在のお財布の場所を確認
「IoT」(モノのインターネット)を簡単に実現している商品です。
商品スペック
- 厚さ:0.43インチ(1.1cm)
- 重さ:4オンス(113g)
- 45ドル
クラウドファンディングで
現在 $ 766,252USD(約848万円)集まっています。
起業アイデアを日本に持ち込んで成功する可能性
あると考えます。
何かを変える必要はなく、このままでも商品化して日本で販売できる実用性の高い起業アイデアと言っていいでしょう。
このお財布を作れる技術があるのであれば、クラウドファンディングでも資金調達できそうな案件です。
「十徳ナイフ」の現代版のようなものですが
- 「お金 → 電子マネー → アプリ」 : お財布を持たない
- 「お財布 → ネットとつなげる」 : お財布を持っていればすべてが解決する
という発想の逆を言っています。
日本人は「モノ」を大切にする性格もあるので、完全に電子マネーでお財布を持たないライフスタイルが根付くとは思えません。
どちらかというと老舗の革財布ブランドとコラボレーションして、「IoT」化して販売すること自体をビジネスモデルとして、全国各地の老舗のお店を回っていったら、面白いかもしれません。
老舗のお店ほどITの情報は入ってこないので
「日本の伝統美] × 「IoT」
が実現できれば、とても魅力的な商品ができるはずです。ほっといても、誰かがやってしまうでしょう。